「固定費」と「変動費」
オトキヨ家の家計構成を紹介する前に、まずは一般的な家計項目を紹介します。
一般的な家計項目は、「固定費」と「変動費」に分けられます。
「固定費」とは、毎月一定額必要な費用で、一般的には下記があります。
固定費の特徴は、一度見直せば節約効果が継続していくことが挙げられます。
○住居費(家賃、住宅ローン、管理費)
○通信費(固定電話代、携帯電話代、インンターネット代)
○光熱費(水道代、電気代、ガス代)
○お小遣い
○習い事
○交通費(定期など)
○各種保険関連(生命保険、医療保険、学資保険など)
○サブスクリプション(アマゾンプライム、有料アプリ、ネットフリックス、ジムなど)
○駐車場代、車の購入費用(マイカーローン)
次に「変動費」です。
「変動費」は月によって変わる費用で、一般的には下記があります。
「変動費」の節約に関しては、日々意識する努力が必要になります。
○食費
○日用品費
○衣類費
○レジャー費
○交際費
○医療費
○美容費
○交通費(電車、バス、タクシーなど)
○趣味費
○冠婚葬祭費
○固定資産税
○火災保険
○車の購入費用(一括の場合)
○車関連の費用(ガソリン、高速料金、税金、任意保険、車検代、オイル交換など)
家庭環境によって「固定費」、「変動費」の項目は様々になります。
積立貯金とオトキヨ家の家計項目
固定費と変動費、どちらも生活していく上では、必要なお金のため、みなさん家計簿を書いて管理していると思います。
ですが、こんな経験ありませんか?
「家計簿をつけているのに、収支が毎月安定しない!」
「車検や固定資産税など、高額出費がある月は赤字になる!」
オトキヨ家もはじめはそうでした。
赤字の月はガッカリしていました。
せっかく溜めたお金なのに、通帳残高が減るのを見るのはイヤでした。
何のために家計簿をつけているか、わからなくなるほど毎月の変動が大きかったです。
上記のような経験、あなたにもありませんか?
そこでオトキヨ家では、「変動費」を「積立貯金」することで、「固定費」に変えるという画期的な方法を採用しております。
その結果、オトキヨ家の家計項目は以下になりました。
「固定費」の中に「積立貯金」が入っております。
○住宅ローン
○電気代
○習い事代
☆上記の各項目のリンク先は、オトキヨ家の【家計公開】につながります。
家計公開と具体的な節約方法、積立貯金方法を紹介する記事に飛びます!
オトキヨ家での家計の基本は「積立貯金」です。
「積立貯金」とは、必ずくる大きな出費に対して、前もって毎月積立貯金することです。
「積立貯金」をした方がよい項目は以下になります。
・毎月の出費でないもの。
(不定期なもの)
・1回の支出金額が大きいもの。
オトキヨ家では「積立貯金」をしたものは「封筒分け」したり、「積立貯金専用口座」に入金して管理しています。
逆に「積立貯金」をしない方が楽な項目もあります。
・毎月出費があるもの。(固定費)
・1回の支出金額が小さいもの。
毎月出費がある「固定費」は、ほとんど銀行口座や、クレジットカードから引き落としされます。
積立貯金のメリットは?
それでは、なぜ「積立貯金」が良いのかを説明します。
積立貯金はメリットしかありません。
まずは前章で紹介したあの嫌な気持ち。。。↓
「せっかく貯めたのに、車検をしたら通帳残額が減ってしまった。。。」
「今月は固定資産税と自動車税を払ったから、赤字だった。。。」
そんな、嫌な気持ちを無くしてくれるのが、「積立貯金」です。
大きな出費がある時は、積立貯金から払うだけです。
そのため、通帳残高が減ったのを見て、ヘコむこと自体がなくなります。
また、積立貯金をすることで、出費を平滑化することができます。
下のグラフは、一般家庭とオトキヨ家の家計の収支のイメージです。
一般家庭の収支は、変動が大きいのに対し、オトキヨ家の収支は、変動が「なだらか」です。
逆を言うと、家計は「変動費」によって、大きく左右されると言ってもいいでしょう。
また、実際のところ、毎月多くの項目の積立貯金をすると、手取りは少なくなります。
しかしながら、その少ない手取りでやりくりできなければ、定期的に必ずくる大きな出費に対応できません。
また、その少ない手取りで生活できなければ、そもそも家計が破綻していることになります。
そうなると、家計を見直す必要があります。
積立貯金をすることで、本当に使えるお金が見えてくるのです。
・「お金に関する精神的負担を軽減することができる」
・「毎月の収支を平滑化することができる。」
・「家計の本当の現状が把握できる。」
貯金通帳を見て、落胆することが多い人は是非、「積立貯金」をやってみてはいかがでしょうか?