負の思考回路からの脱却
うつ病になりやすい性格の一つとして、「自己肯定感が低い人」が挙げられます。
そんな人がうつ病になると、ますます自己肯定感が低くなります。
そして、こんなことを考えます。
「自分は何て駄目な人間なんだ。。。」
「自分は何もできない人間だ。。。」
「どこかに行ってしましたい、いなくなりたい。。。」
「死にたい。。。」
うつ病のときは、どうしても悲観的になります。
自分を責めたり、他人のことを羨ましく思うことが多くなります。
うつ病の症状が悪化するほど、思考回路はさらに負のスパイラルに陥ります。
そこで、思考回路の負のスパイラルから脱却し、失った自己肯定感を取り戻すために、
「自分を褒める」ことをオススメします。
うつ病ではない普通の状態の時に、自分を褒めることなど、あまりないとは思いますが、うつ病の時こそ、自分を褒めてあげて下さい。
これは、僕自身がうつ病に対して取り組んでいる行動・対策の一つで、とても効果があります。
自分を褒めよう!
「自分を褒める」とは、実際にはどのようにするの? と思うでしょう。
それでは紹介します。
何に対して褒めるかというと、普段、何気なくやっている生活の一部で構いませんので、どんな些細な事でも、行動できた自分を褒めてあげて下さい。
まるで、親が子供に対して初めて出来たことを褒めるように、自分を甘やかして褒めてあげて下さい。
できれば、声に出した方が、効果的ですが、声に出すことが恥ずかしい人は、心の中で自分をほめましょう。
例えば、
歯磨きが終わったら→「よし、歯を磨きが完了したぞ!」
トイレに行ったら→「しっかり、出すもの出したぞ!」
お風呂に入ったら→「自分は風呂に入ることができたんだ!サッパリしたー!」
布団やベットから立ち上がることが出来たら→「僕は立つことが出来たんだ!やったぞー!」
など、
どんな小さな行動でも構いません。
どんどん自分を褒めてあげて下さい。
そして失った自己肯定感を取り戻しましょう!
まとめ
記事のはじめに、「自己肯定感が低い人は、うつ病になりやすい」と紹介しましたが、
そもそも自己肯定感が低い人は、自分を褒めることが苦手ということもあります。
自己肯定感が低い人は、様々な事が出来て当たり前だと思っているのです。
逆に自己肯定感の高い人は、自分に厳しくありません。
何事にも出来た自分を誇らしく思っているのです。
出来た自分にご褒美まであげているのです。
こんな考え方の違い一つで、うつ病になる人、ならない人に分かれるなんて、損な性格だと思いませんか?
僕は損な性格だと、思いました。
自分を戒めて生活をしていたことが、うつ病になる原因を作っていたなんて。。。と思いました。
こう思えて以来、僕は自己肯定感を高める行動・対策をとるようになりました。
自己肯定感を高めようと思うのなら、日々の生活の中で、出来なかった事を悔やむのではなく、出来た自分を褒めるようにしてみて下さい。
そして共に自己肯定感を高めていき、うつ病になりにくい体にしていきましょう!