家計の共同管理って実際どうやるの?
家計の共同管理と言えども一応役割があります。
妻:運営者。(生活費のやりくり、家計簿記入などの実務が主。)
夫(オトキヨ):監査人。(家計簿のチェック、今後の家計・貯金計画が主。)
…誰が決めたわけでもないですが、自然とこのような役割分担になりました。
これだけ見ると、夫(オトキヨ)がエラそうですね(笑)
だけど、私自身も家計簿をつけることが出来ます。
これが共同管理の強みです。
オトキヨ家の家計管理は月1回なので、妻は私の給料日に通帳から生活費や積立貯金などの固定費を下します。
それぞれの固定費は封筒に袋分けします。
そして1ヶ月分の家計簿を通帳とクレジットカードの明細書を見ながら記載します。
その後に私(監査人)が家計簿を見て、不備や余計な出費がないかをチェックします。
今でこそ毎月何も言うことはありませんが、ここまで来るには紆余曲折ありました。
人間面白いもので、
「自分が使ったお金より、人が使ったお金には何故かケチをつけたくなる」
ものです。
最初は結構小言を言ったと思います。
自分では良かれと思って言ってるつもりでも、妻にとっては結構ストレスになったと思います。
夫婦共同管理はここからが大切です。
チェックをしていくと、監査人(私)が運営者(妻)に質問・意見していくことになります。
「何でこれ買ったの?」
「これ必要なくない?」
「もっと安くていいものあるよ。」
「これはもっとお金出してでも、良い物買った方がいいよ。」
などです。
もう完全に上から目線になります(笑)。
これが普通の会社なら、
「すいません、以後気を付けます。」
となるかもしれませんが、オトキヨ家では運営者(妻)も「共同経営責任者」です。
当然、妻からも意見がでます。
そこで、ちょっとした言い合い、ケンカになります( ´∀` )。
これは家計に限ったことではありませんが、
「夫婦はどこまで行っても他人」
です。
価値感は、お互い違います。
なので、話し合いが必要なんです。
家計簿も見ながら、何度言い合いをしてきたことか。。。
でも、その度にケンカをしながら、お互いを理解してきたと感じます。
その度に家計のやりくり方法を検討し、提案し、一つずつ和解してきたと思います。
そんなことを10年近くやると、お互いの価値観を理解すると同時に、自分の価値観も変わってきます。
始めのうちは、
「絶対オレの方が合ってる。オレの方が正解だ!」(勝負け判断。。。)
と意気込んでいても、1日、2日経つと
「良く考えてみると、妻の考えの方が良いのでは?」
となることも、しばしばありました。
言い合いをしながらでも、細かい家計のことまで話し合っていくと、
お金のことでの言い合いはなくなってきます。
妻の価値観がわかってきます。
逆に妻も私の価値観がわかってきます。
家計簿に固定費以外の出費項目が記載されていても、気にならなくなります。
何故ならお互いに固定費の以外の物を買うときは、事前に相談してから買うルールができているからです。
後でいろいろ言われるのは嫌なので、買う前に報告・相談をしています。
夫婦の財布が別の家庭では、とても考えられないことだと思います。
全体的にちょっと漠然としていますが、これがオトキヨ家の共同管理の役割・方法です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。