著者:岡崎かつひろ 発行:2022年
本の評価が高く、レビュー数も多かったので、たまたま手に取った本です。
「お金に困らない人が学んでいること」というタイトルですが、
「成功している人達がどのような考えや知見を持っているか?」
を簡略的に、かつ幅広く紹介している本でした。
つまらないと感じる人もいるだろうとなと思った本です。
しかしながら、今のこの時代の事実が書かれています。
目新しいものは少ないかも知れませんが、「ビジネス本の黄金律」が書かれています。
以下、本の紹介・要約・感想になります。
<本の紹介・要約・感想>
勉強好きが成功者になる理由→「付き合う人が変わり、意識が上がる」ため。
勉強会や講習会を「あやしいな」と思っている時点で人生は変わらない。
成功したければ、勉強会などに参加して、自分の周り以外の人からの知見を広げることが大切です。
その際、「あやしいな」と思わず、「まずやってみよう、行ってみよう!」から始める素直さが大切になりますね。
何故、いい大学を出た人ほど、金を稼ぎ、社会から高い評価を受けているか?
→いい大学に入れたということは、それほど努力ができる人ということ。
「学歴が高ければ、会社に入ってからも努力できる可能性が高いだろう」ということに期待して大企業は人は雇っているのだ。
社会に出ると学歴など関係なくなるのは確かです。
しかしながら企業に入る時は、会社側としては、その人を判断する材料が学歴や、その人が残した功績しかありません。
どんなに素晴らしい能力や人柄であったとしても、入社試験のような短い時間では人を判断することは難しいからです。
新卒入社の「学歴社会」文化は、まだ当分の間は続くだろうと私は思っています。
ダーウィンの言葉
「強いものが生き残るのではない。変化できるものが生き残るのだ」
→変化に対して学べる人材になろう。
そして、「学ぶこと」を努力できる人は生き残れるし、仕事に向いている。
まずは、「学ぶことが面白い、楽しい」というマインドを持つことがまず重要。
私自身もそう感じています。
昔よがりの考えは、全く不毛のものとなり、
現在の考えも、すぐに陳腐化してしまいます。
今の時代、いかに変化に対応して、その時代に併せて生きれるかが重要だと思います。
その結果、変化に対応できる人、できない人の2極化が進み、新たな時代を迎えることになると思います。
人の「なりたい」5つ
・褒められたい。
・認められたい。
・成長したい。
・自立したい。
・人の役にたちたい。
「一流は一流であり続けるために学ぶ。」
ヘンリーフォードの言葉
「学ぶことを辞めた人は老人だ。学び続ける人はいつまでも若い。若い精神を持とう。」
ブランドになる知識
コミュニケーションスキル、チームビルディングスキル、リーダーシップスキル
→上記の知識は専門性がなくても稼げる。
中でもコミュニケーションスキルはオススメ。
何故なら、他のスキルと常に掛け算することができるスキルだから。
私もこのスキルアップを目指して頑張っております。
お金を多く稼ぎたい人は、お金について学ぶことが重要。
→それをやらない人が実は多い。
「将来必要なお金はいくらか?」は、自分の夢と現在の生活と照らし合わせ、語れるようにしておいた方がよい。
働き方改革で働き方の自由が増した。
これは自己管理能力が問われることになる。
結果的に、「人類総経営者社会」が出来上がったといえる。
考える力が未来を生き抜く力となる。
考える力は新しい知識を入れ続け、その知識を掛け算することで出来上がっていく。
人生偏差値=その人の魅力
人生偏差値を上げるには、人並み以上の経験を積む か 頭がおかしいと思われるほどの特別な経験をする。
失敗を重ねて、ボロボロの自分を作って下さい。
ネタが尽きることがないくらいに。
そうすれば人生偏差値は加速を増して上がるでしょう。
人生ネタ作りです。
人生偏差値は何歳からでも上げることができる。
中田敦彦さんの言葉ですが、
私はこの言葉が大好きです!
何事もゴールが先にあって、手段は後で選ぶもの。
ネガティブなフィードバックはそのまま受け入れよう。
スタンフォード大学の研究では、ストーリーを伴う記憶は、事実や数値だけの記憶より22倍記憶に残りやすい。
「読書」は最も効果的に短時間で良質なインプットができる行為である。
本には「文責」がある。(文責:記事、文章を書いた責任。)
著者や編集者のチェックでブラッシュアップされているので、ネットより信頼度は高い。
異業種の人と関わることで、掛け算ができるようになる。
異業種の人と関わることで、自分がいかに井の中の蛙だったかを思い知らされる。
朝目覚めてから3時間が一番脳が働く。
この時間帯にパーキンソンの法則でいろいろやってしまう。
仕事をしていくうえで、今後も不偏的なこととして、一人で仕事をするのではなく、パートナーと一緒にすることで効果的に進められる。
体験を伴った学びが最も効果的だ。
まずは無料セミナーを体験してみるとよい。
広告について学ぶことは、学びをお金を変えるためにやるべき一つだ。
魚のいないところにエサを垂らしても魚(客)は釣れない。
メンターを選ぶポイントは、いいことを言ってくれる人ではなく、「よい結果を出している人」を選ぶ。
私も欲しいのですが、簡単には見つかりません。
(必死で探してないだけですが。。。)
コロンビア大学のアーサー・ゲイツ心理学者の研究では、記憶効率を上げる黄金比率は、
インプット3:アウトプット7
アウトプット前提で学ぶことが効果的。
アウトプットでオススメはSNS。
まずは本の感想などからスタートするとよい。
本を読んだり、セミナー受講中にアウトプットを前提で学ぶとすぐに書評・感想が書けるoutputができる。
①事実、②数字、③エピソードを意識する。
①事実:本のタイトルや内容
②数字:金額、発行部数、読了時間、研究結果、参考文献など
③エピソード:感想や内容を実践してみての考察など
良質なアウトプットをするたに、学びに貪欲なコミュニティに参加することがよい。
しかし、だからこそ納得感があると私は言いたい!
何故なら、著者が言っていることは、著者自身が他の本に書いてあることを実践して体感した事実だからです!
「成功する人は、成功する人の真似をしろ」と言われます。
この著者は、実直に真似をして、失敗して、学ぶことを努力されて成功された方なんだなと感じました。
私もこれから沢山の本を読んで、沢山のアウトプットをして、知識を自分の血肉に変えていきます。
沢山の本に触れてから、私自身が変わりました。
まだまだこれから変化していき、時代の流れについて行きます!
私だってできる。いつからでも!