著者:アバタロー 発行:2021年
「本要約YouTuber」という肩書きのアバタローさんの本。
今年1年は読書をしようと決めた私が「読書のための読書術」というジャンルを読み漁っている時にこの本に辿り着きました。
素敵な本でした。
以下、本の紹介・要約・まとめになります。
<本の紹介・要約・まとめ>
読書のメリット:「長い人生を心から楽しみ尽くせる」
→様々なジャンルの本を読み、読書を知識、財産として蓄えた人は、音楽を聞いても、旅行に行っても深い感動を味わうことができる。
読書には自分の世界観を変えてしまう力があります。
読書はコストパフォーマンス最強の自己投資である。
最高のローリスク・ハイリターン商品。
ビブリオセラピー:読書療法。人々が抱える問題を読書で解決する。
イエール大学の研究では、読書と長生きの関連について発表している。
一週間の読書量が多い人ほど死亡率が低くなるという。
読書によって自分の価値観が明確になり、将来の方向性が見えてくる。
人は物事を相対的に認識する特徴を持っている。
読書によりその価値観が明確になってくる。
多忙な人ほど読書をする。
ビルゲイツも就寝1時間前は読書する。年間50冊は本を読むという。
偉業を成す人ほど、「読書は食事に近い行為」である。
多忙な成功者が読書をし続ける理由は、誰よりも時間に飢えを感じているからである。
本は他人が長年得た知見をまとめたものである。
これを食することで時間を短縮できる。
読書を習慣化するには、読書スケジュール、タイミングを固定化することが有効的。
全く理解できない本をよんで悩むことなんてない。
読むのが嫌になるときも当然ある。
しかしながら読書とはそうゆうものだと割り切る。
読書は精神を削る行為ではなく、精神を満たす行為なのだ。
自己効力感:自分ならできるという自信に満ちた感覚。
読書ログをつけることで自信を生む。
いきなり読まない。
要するに著者が言いたいことは○○だろう、という仮説を持って望むことが大切。
読む準備が大切。
他の読書術本にも書いてありますが、実践するのが難しいんですよね。
読書をして文を目にした時に、他者目線で自分の生活にどう取り入れるかを客観思考することが大切。
情報を抽象化して意見を構成する。
スキマ時間で読書および読書のアウトプットをしてしまう。
しかしスキマ時間の活用は簡単ではない。
人間はスキマがあるとダラダラ過ごしてしまう生き物だ。
スマホの誘惑は、スキマ時間を潰す代表的なもの。
メイン時間すら食ってしまうのがスマホ。
成功したければ、誘惑物に接触する時間を減らす。
できれば接触することすらなくしてしまう方がよい。
私達の日常にはOUTPUTの場が至るところにある。
本の要約、映画の感想を言い合う、日記をつける、1日を振り返る、ニュースを誰かに話すなど。
全てがアウトプットの訓練の場である。
読書に集中するためには、視界を意識してデザインするとよい。
視覚から得られる情報は人間の5感の中でも最も高い。83%もある。
読書に集中できる視覚環境を整えることが重要だ。
観葉植物は視界に入っても集中力が増すことが豊橋技科大の松本教授の研究からわかっている。
読書の準備として、本の表紙、帯、目次より仮説を導きだして読書に望む。
次は仮説を元に疑問を持つことも有効だ。
本を読みながら、著者と対話するようにツッコミモードでアクティブに読む。
付箋・マーカーは少ないほどよい。
この本が言いたいことは?という視点で付箋、マーカーは数か所に絞る。
例えば一章に付箋一枚とする。
要点を一つに絞る→これにより自己決定感が上がり、自己肯定感もアップする。
苦渋の決断だが、上記をやってみるとよい。
OUTPUTの場として読書コミュニティがある。
本の書評、感想を言い合う場であり、新たな気づきが得られる。
他では味わえないOUTPUTトレーニングとなる。
自分の本心をかき出しグルーピングしていくと読むべき本の方向性がみえてくる。
序章と目次を熟読し、仮説を立てることで選書のセンスが磨かれる
直感的に違和感を感じた本は思い切って断読する。
読書は食事のようなものなので、即効性を期待しない。1回の読書で即効性はない。
古典を読むことは世界遺産に訪れるようなものである。
一度も読まない(行かない)ことは大きな機会損失になる。
本を読むことは、人生を選ぶことと同義だ。
自己肯定感が上がらない。そんなときはニーチェがオススメ。
情報ノウハウは、摂取のタイミングと摂取した後の行動が大切。
行動に移し効果を検証する。
ノウハウコレクターにはならないこと。
事実と解釈を混合させないこと。
両者は分離させること。
言葉による表現力を鍛えるには文学作品に多く触れること。
古典は無数の人生のケーススタディを貯蔵できる。学ぶことができる。
パーキンソンの法則:人は与えられた時間を使い切るように設計されている。
インプットにしろ、アプトプットにしろ終わりの時間を意識することは大切。
終わりの時間として、死の時間もある。
「メメント・モリ」
古代ローマで生まれた言葉。
「死を思え、死を忘れるな」 という意味。
人間は死という終わり時間がある。
・読書は自分の世界観を変える力がある。
・読書はコストパフォーマンス最強の自己投資である。
・読書ログをつけることで自信が生まれる。
・本は、受け身ではなく、アクティブに読む。
・「メメント モリ」死を思え。時間は有限だ。
ハッキリ言って良書です。
初心者の私でも入りやすい内容でした。
私はこれから必ず成長します!
そして必ず成功します!
ありがとう!アバタローさん!