著者:山中 恵美子
発行:2018年
「読書の仕方・やり方」や「読書術」という類いの本を何冊か読みました。
どの本にも共通して書いてあることは、
・「速読」は必要ない。
・必要なのは、読書スピードより、読書の質。
・読書で得た知識をどれほど自分の血肉に変えられるか。
。。。という内容が共通して書かれていました。
しかしながら、始めから速読を批判するわけではなく、一回触れてみるのもいいだろうと思い、今回の「瞬読」を読みました。
題名だけみると、「速読」よりすごそうです(;^ω^)。
以下、紹介、要約、まとめになります。
<本の紹介・要約・まとめ>
瞬読は右脳をフル活用して読む。速読のように眼球を動かして読むのではない。
左脳:言語、計算、分析、論理的思考 :顕在意識
右脳:イメージ処理、全体的把握、ひらめき、創造的発想 :潜在意識
とても読んでいるとは思えないスピードです。
瞬読は1年間訓練すれば92%以上が上達可能な技術。
瞬読により、右脳が鍛えられ、思考力、コミュニケーション力、想像力、スポーツ、音楽など様々な能力が向上する。
瞬読トレーニングは大人からでも、はじめられ、いつでもどこでもできる。
インプットを3回すると記憶に定着する。
記憶に定着できるのなら、暗記することが主な試験勉強などには役立ちそうですね。
日本企業に勤める日本人の読書量は圧倒的に少ない。
グローバルエリートな人は激務の中でも本を読んでいる。
簡単にまとめると、瞬読とは、ちりばめられた言葉を瞬間的に右脳を使って繋ぎ合わせ、意味が通る言葉を連想しながら読み進めるというものでした。
左脳を使いながら、考えながら読むということではなく、右脳をフル活用して、イメージで言語を処理して、本全体の内容を把握する。。。というような内容です。
ネットで「瞬読」をしている動画を見ましたが、眼球をこまめに動かして読む「速読」とは全く違います。
そしてこれは、訓練である程度、誰にでも習得可能な技術のようです。
私はまず、スピードより、質を重視して、本に書いてあることを一つずつ実践して、自分で体感して、自分の血肉に変えていくスタイルで本を読んでいこうと思いました。
しかしながら、「瞬読」のような本の読み方もあることを知れたことは有益でした。