著者:メンタリストDaigo
発行:2019年
2023年、私はこの年を「読書の年」と決めて、沢山の本を読むことにした。
理由は、読書がコストパフォーマンス最強の自己投資だと気づいたからだ。
さらに言えば、ローリスク・ハイリターン。
株やFXなどより、よっぽど自分のためになる。
お金は増えないかもしれないが、お金が増えるきっかけを与えてくれるのは読書だ。
そして何より自分が成長できる。
簡単に自己成長ができるのが読書だ。
そのために、「読書のために、読書の仕方・やり方の本を読んでみるのもいいだろう」と思い、この本を手に取った。
以下、要約、紹介、感想です。
<本の紹介・要約・感想>
内容を理解しながら読書スピードを速めるには、種類の異なる大量の文書に触れること。
これ、とても重要でした!
スキミングをする。
スキミングとは?→本のタイトル、目次、気になる1章節を読み、自分のレベルと照らし合わせること。
いい本は教科書としてよみ、駄目な本は「アウトプットの問題集」として読む。
アウトプットの問題集とは?→自分だったら、こう考えるのに。。。自分だったらこう説明するのに。。。と言う風に考えて読むこと。
本を読む準備:
メンタルマップを書く。
なぜこの本を読もうと思ったのか?この本から何を得たいのか?読んだ後、どのような状態になりたいのかをメモ書きする。
キュオリシティ・ギャップ:好奇心のギャップ。自分が知っている知識と本に書いてある知らない知識の差を埋めようと好奇心が働く。これが記憶の定着につながる。
巻末を呼んで著者の情報を集め、書き手の心理を想像しながら読むと、感情に結びつき記憶の定着につながる。
著者情報を先に読む。
この2点は実行しています!
読みながら、「要するに読み」をする。
章ごどに自分なりに「要するに○○○ということが書いてある。」と言い切る。
「どこに感動したのか」「何に影響を受けたのか」を本の言葉ではなく、自分の言葉で要約することで、outputに繋がり記憶が定着し、自分の人生に影響を与えていく。
エビデンスやテクニタルターム(専門用語)を重点的に覚えることによって感情に左右されない知識が身に着く。
人の脳を感情にされやすい脳の構造をしている。
説明力:
アインシュタインの言葉「6歳の子供に説明できなければ、理解したと言えない。」
人に教えることを前提として本を読むことで記憶力の定着力が28%も上がる。
説得のポイントは自信満々で語ること。
説得力を上げるには、同じ事象を言葉を変えて繰り返し伝えること。
→心理学者ウィルソンの実験では、2~3回繰り返すことで説得率が46%上昇、10回繰り返すことで82%上昇した。
巻末にDAIGOおすすめの本がそれぞれの分野で紹介されていました。
それより、様々なジャンルの本を多く読むことで知見も広がり、読書のスピードも速くなります。
そして、最も重要なことは、「本に書いてあることを実践して自分で体感して、自分の糧にすること」です!
これは、他の読書の仕方の本にも共通して書いてありました。
私自身も全くその通りだと感じています。