【映画紹介・感想】

【映画】新宿スワン

原作:マンガ(和久井 建)

監督:園子温

主な出演者

・綾野剛 ・山田孝之

・沢尻エリカ ・金子ノブアキ

・伊勢谷友介 ・豊原功補

・深水元基

<紹介・感想>

僕が好きな、綾野剛さんと山田孝之さんの二人の俳優が出演しているという理由で見た作品。

原作マンガは知ってはいるが、読んだことはない。作画があまり好きではないという理由でだ。ヒットはしているマンガのようだ。調べてみると作者の和久井建さんは、人気マンガの「東京卍リベンジャーズ」での作者でもあった。このマンガは僕も大好きだ。驚いたことは、作者が同じでここまで作画が変わるものなのか!?ということ。普通、作者が同じマンガなら、作画も似たようなものになるのだが、この二つのマンガはまさに「別物」だった。

内容は、新宿 歌舞伎町のスカウトマンの話し。仕事も何もない主人公が、ひょんなことから歌舞伎町でスカウトマンとして働く。僕はスカウトマンという職業があることも、この作品も見るまで知らなかった。スカウトするのは当然「水商売の女性」。歌舞伎町で働く女性は、何かしら複雑な事情がある人が多いようだ。

ライバル会社との抗争もありながらも、新宿で成り上がることが主人公の夢であり、目標でもあり、生活の糧となっている。

映画全体としては、正直あまり面白くはなかった。豪華なキャストで期待はしていたが、脚本が良くないのか、役どころが良くないのか、綾野剛と山田孝之はあまりパッとしない演技に思えた。しかし、伊勢谷友介は良かった。役どころがハマったのだろうか?歯切れのいい口調がカッコ良く見えたし男気があった。中でも最も良かったのが、深水元基さん。僕はこの作品で初めて彼を知ったが、豪快な役を見事に演じていた。おそらく原作も豪快な人物なのだろうが、素晴らしい演技だった。彼の別の作品も見てみたい。

 

 

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