洋画:2016年公開
監督:デヴィット フランケル
主な出演者
○ウィル・スミス ○エドワード・ノートン
○ケイト・ウィンスレット ○マイケル・ペーニャ
○ヘレン・ミレン ○ナオミ・ハリス
○キーラ・ナイトレイ ○ジェイコブ・ラティモア
<紹介・感想>
主演級の役者が集まって作られた映画であった。
内容は基本的にはヒューマンドラマである。
心に傷を負う主人公を救うために、仕事仲間が3人の役者を雇うところから物語は始まる。その役者に、それぞれ異なる「空想的で哲学的な人格」を持たせて演じさせ、主人公に近づき、心を開かせようとする。
ラストは衝撃的な事実がわかった上で、主人公は心と幸せ取り戻す一歩を踏み出すのだが、それと同時に、役者を依頼した仕事仲間にも新たな心情の変化が訪れる。
ラストの内容を知った上で、もう一度見直したい作品である。
主役級の役者がそろった作品だけあって、見ていて演技に違和感がない。当然彼らは視聴者に向けて演じているのだが、僕には演じているようには見えないのだ。そういったところが、大物俳優を感じさせる。
この映画で登場する主な俳優は8人。それぞれにスポットが当てられた役どころがあるため、最後は誰が主演なのかわからなくなる。今後、この8人の俳優が出演する映画を見たいと感じさせる作品であった。
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