著者:ひろゆき 発行:2022年
ひろゆきさんの本、視点が独特で面白い。
この本でも、
「この本は、自分が書いていません。自分がしゃべったことを編集者がまとめて書いてくれているだけ。自分で書いているのは、あとがきだけです。」
と公表しています。
「どんな時でも、与えられた時間の中で、最大の価値を作る。」
<以下、本の要約・紹介・感想>
仕事は「体を動かす」ことがメインになることが多く、実際に「頭を使う」ことはかなり少ない。
仕事は手と体を動かせば進んでいく。
頭を使い過ぎず、過度な思い入れを持たず、淡々と作業をこなす。
その方が仕事のクオリティは高くなると感じる。
衝撃的な視点だったので、初めから全て赤字にしました。
仕事で「頭使う」ことって、考えてみたら少ないんですよね。
仕事は手と体を動かせば進んでいく。
仕事の一番重要な部分は思いつくこと。
考える時間は大事だが、移動中や、シャワー中に、問題解決を考えている。
散歩中や、お風呂に入っている時や、トイレに行っているときなど、
人間は頭を使わない単純作業をしている時の方が、思考しやすいようになっている。
「アイディアを考えよう!」
と頭で悩んでいる内は、良いアイディアは生まれない。
単純作業をしている時の方が、「閃き率」は高い!
「終身雇用の安定した時代は終わった。」
この時代の中で快適に生きるなら、
「自分だけの価値を生み出すこと」、「優先順位を意識して働くこと」
そうしなければ、「人から使われることに優秀な人」になれても、
「自分で物事を動かす優秀な人」にはなれない。
ひろゆきにとって怒らることは、
「ただ目の前のオジサンが大きな声でワァワァ言っている」
くらいにしか見えない。
もし相手を怒らせてしまい、「話しをしてくれなくなったら?」
「あ、私を嫌いになるタイプの人だったのね」でおしまいにする。
会社員であればクライアントに嫌われても、給料が出ないことはない。
つまり大した問題ではないのだ。
自分を嫌いな人から好かれるのは至難の業だから、さっさと別のクライアントに行ったほうが楽。
ひろゆきさんだからこそ成せる業だと思いました。。。
こんな風に思えたら、人生楽なんだろうな。。。
生活保護を受けている友人が何人かいるが、みんな楽しそう。
世間体さえ乗り越えれば楽勝。
結局、住む場所と食べ物があって、人とコミュニケーションとれる状況であれば人は幸せを感じることができる。
自分の能力に自信がある人ほど、自分の頭でなんとかしようとする。
時間的にも内容的にも自分の能力でなんとかしようとすること事態が基本的に間違っている。
自分一人でできることなんて、たかがしれてる。
「経験は買ってでもしろ」はマジ。
とりあえずやってみては、価値観を広げることで、他と比較できる。
やってみて嫌だったらやめればよい。
うまくいかなかったら別のアプローチを考えればよい。
うまくいかないことは失敗ではない。
◎その他の言葉達
・「時間通り」、「期待通り」にこなすことに、自分の価値があるという考え方はこれからの時代はマズイ。
・待ち合わせは遅刻しても罪悪感のない場所、苦にならない場所を設定している。
書店など最適。
・収入が多い仕事の方が実際は楽しい。
・みんなが見ているものを、同じように見ていても、自分の価値はあがらない。
→他の視点から深堀してみる。あえて追求してみる。
・トルコのことわざ「明日できることは今日やるな」
・締め切り通りに仕事をするには、自分の能力、馬力を作業ごとに把握しておく必要がある。
・電車移動は、人間観察が趣味のひろゆきにとってはエンタメの場。
・個人が優秀か、努力できるかではなく、いかに勝てる波に乗れるかどうか。
・フランンスはキリスト教圏で「労働=贖罪」という価値観がベースにある。
・自分が好きで楽しいと感じることをやっていく方が、人として正しいと感じる。
・まずは「自分の自由な時間」を作らない限り、他にはない自分だけの価値を作り出すことはできない。
・無駄な時間を減らすだけで、自分のために使える時間はけっこう増える。
・自分が没頭できる自由な時間に、「今」を集中したほうが嫌ことも忘れてしまう。
・実際問題としてストレスはいいところがひとつもない。
せっかくの時間は自分が幸せになるために使う方がいい。
あなたの人生になんの責任も持たない人の意見を重視している人が多い。