著者:塚本亮 発行:2019年
<以下、本の要約・紹介>
人は「自分でコントロールできるている」という感覚を失うと自信を失ってしまう。
自信を持つには、「自分でコントロールできている」という感覚体験を積むこと。
この感覚体験を積むには、早起きは最適である。
早起きがもたらす最大のメリットは、
「毎日をわくわくしながら過ごせる」こと。
早起きをしたいなら。
・「早起きしなくちゃ」ではなく、「早起きしたい!」という気持ちを育てること。
・早起きは楽しいものだと思うこと。
・早起きは、心の底から「したい」と思える状態になること。
要するに、早起きはテクニックではなく、マインドの問題なのだ。
「自己効力感」とは「自分に対する期待感」。
できるんじゃないかと思う感覚のこと
自分で状況をコントロールできている時に感じる感覚である。
自己効力感を高めて維持する4つの条件
・「自分が目標設定したこと」
・「フィードバック」があること
・「進捗が管理されていること」
・「自分の頑張りによって達成できるという意識があること。」
自己効力感を高める一つに「代理欲求」がある。
やりたいと望んでいることを他人が達成している姿を目にすることで、自分もできるのではないかという気持ちになる。
<その他の言葉達>
○「目標達成率は誘惑物との接触回数に反比例する」という研究結果がある。
○休日もなるべく同じ時間に起きる。1時間程度遅く起きるくらいはOK
○毎日の記録をつけることは自己効力感が高まる。
○自信の根拠には常に行動が伴う。行動によって得た成果が期待とマッチしていると自信がつく。
○朝は最も脳の生産性が高いので、思考力を必要とするタスクに取り組むことがオススメ。
○早朝は「意思の力の供給」が一番高まる時間。
○早朝の軽い運動は脳の活性化によい。オススメはグリーンエクササイズ 緑や水を感じられる場所を歩くこと。
○早起きを記録する。
○気持ちが乗らない朝は、とにかく簡単な物から手をつける。ハードルを下げること。
○心が安定している人は、ある意味「自分を騙す」ことがうまいのだ。
○感情を変えたい時は、感情をどうにかしようとするのではなく、行動を変えてみると効果的だ。
「知識に経験が加わって、はじめて、物事は「できる」ようになる。」
↑京セラ 創業者の稲盛和夫さんの言葉