著者:鶴野 充茂 、 藤沢 涼生 発行:2019年
最初に言っておきます。
マンガですが、良書です。
即効性があります。
タイトル通り、ビジネスシーンですぐ使えます。
私は、顧客との打ち合わせで使いました。
効果は絶大でした!
<名言>
ビジネスにおける説明の最大の目的は2点。
・何らかのお願いを通すこと。
・相手が行動を起こすこと。
<以下、本の要約・紹介>
①:結論から話す。
要点が複数あるときは、その数を先に言う。
例:「要点は3つあります。」
例:「ここで言いたいことは3つです。」
②:事実+主観で伝える
事実+主観を伝える。
出来事+解釈とも置き換えられる。
この話し方で相手の反応は飛躍的によくなる。
主観や解釈を伝える時に、主語を「私は」にすると説得力が増す。
例:「○○という結果になりした。←(事実) この結果から、私は○○の方が良いと判断します。←(主観)
例:「商品にはこのような種類があります。←(事実) お客様のニーズに合わせると、私はこちらの商品をオススメします。←(主観)」
③:「ここまでよろしいですか?」魔法の言葉
いくつか話した後で、「ここまでよろしいですか?」の一言を言う。
これは魔法の言葉。
核心部分にはいる前に一呼吸おくことが重要。
さらには「相手がどこまで理解できているか?」を確認できる。
これによりお互いの「認識のギャップ」を埋めれる。
「ここまでよろしいですか?」
この言葉を言えた時、自分に自信がつきます!
④:ビジネスにおける説明の最大の目的
ビジネスにおける説明の最大の目的は2点。
・何らかのお願いを通すこと
・相手が行動を起こすこと。
⑤:端的に箇条書きで話す。
端的に箇条書きで話す。
短い文章+短い文章が印象に残る。
良い点と悪い点を分けて箇条書きで説明すると聞きやすい、わかりやすい。
相手にメモして欲しいことを意識すると箇条書きのキーワードが出てくる。
端的に箇条書きで話すのは、正直難しいです。
事前に相手に伝えたい内容を準備しておくことがオススメです。
ビジネスシーンでは、情報量を増やせば増やすほど混乱を多く招く。
従って、長い説明を短くすると中身がグンと濃くなる。
⑥:相手が聞きたい情報から話す。
重要度が高い情報、低い情報を整理するには、相手が聞きたい情報から話すようにする。
「相手が聞きたいと思う情報は何か?」から探る。
常に相手目線。
⑦:人の心をくすぐる言葉
人の心をくすぐる言葉。
例:「一番先に相談したいんです。」
例:「まず聞いてもらいたくて来ました。」
頭のいい説明の王道は、
「相手を先に好きになること!」